今回初めての試みで、それぞれ二時間の稽古の内、半分を若い人達にやっていただきました。この若い人達は私の弟子達です。今まで何年も私の後を追いかけておりますが、彼らが何をどのように感じ、表現してゆこうとしているのか分かりません。少なくとも、ただ私の真似をするだけでなく、真似をしながらも、自分で何かを感じて、自分の稽古の方向を見つけ、発展させていると思っています。

私は稽古を始めて十年が過ぎた頃、それまでの稽古方法に疑問を感じ、稽古法を百八十度変えました。稽古法を変え一番良かったと思っていることは「道」を考え、合氣道を深く求めなければいけないと知ったことです。稽古法の転換から四十年以上経っていますが、この気持は今も変りありません。

弟子となっている人は十人を超えました。師弟関係はどのようにあれば良いのか今でも考えています。 若い人達は私の後姿を見、一人一人が稽古をしながら、人生の価値観を養い、変化することをおそれず、真摯に「道」を求めていっていただきたいと思っています。 私も皆さんも「道」を求める者として一過程にあります。 若者たちの成長を注目していきます。


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